お宮参り

赤ちゃんが誕生してはじめての行事はお宮参りです。

生後30～33日経つと、無事に赤ちゃんが産まれて1ヶ月が経ちましたという報告と、赤ちゃんのこれからの成長を願ってお参りをする風習です。

両親と祖父母でお宮参りに行き、その際には父方の祖母が赤ちゃんを抱きます。

地方によってさまざまではありますが、赤ちゃんの生後30日～100日前後に行うところもあります。

最近では、お宮参りを行う時期というのは必ずその日に行うのではなく、赤ちゃんやお母さんの体調に合わせて行うご家庭がほとんどです。

また、良いお日柄と言われる大安に合わせてお宮参りに行くご家庭も多いです。

お宮参りでの服装

男の子は、羽二重地の紋付の鷹・虎・龍などの勇壮な絵柄が描かれた、熨斗目模様の祝着が伝統的です。

女の子は、羽二重の赤やピンクの色で菊・牡丹・御所車をモチーフとした友禅模様の祝着が伝統的です。

現代では、洋装のベビードレスやセレモニードレスなどを着用させる方も増えています。

母親の服装は、訪問着や色無地の着物など赤ちゃんと一緒に和装をするのが正式な服装ですが、授乳のことを考え、ワンピースなどの洋装にされる方も多いです。

父親はスーツなどのフォーマルな服装が一般的となっています。

お宮参りの写真

写真の撮影は、お宮参り当日に行うのが一般的とされていますが、お宮参りの日に写真の撮影を済ませるのが大変という方は後日、撮影される方も多いです。

赤ちゃんの機嫌によって撮影の時間が異なりますので、普段の生活のなかで赤ちゃんがどの時間に機嫌が良いのかを把握できるのであれば、その時間帯に写真館へご予約することをおすすめします。